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通関士の勉強法

通関士の勉強は、全項目満遍なく!

基礎知識や過去問、各科目の学習ポイントなどは、あなたが受講する通信講座で詳しく説明してくれるので、この講座では必要ありません。
それよりも通関士の勉強をする上での全体像を理解して下さい。

これから説明することを理解すれば、他の受験者よりも有利に勉強を進めていけます。

まずは、試験科目と合格率をみていきます。

  • 通関業法(20問)
  • 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(全30問)
  • 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務
    (輸出申告書(1問)、(輸入申告書(1問)、その他の実務(15問))
  • 合格基準
    5項目すべて満点の60%以上

上記を見ると、通関士の試験は3科目5項目から構成されています。
それと、合格基準は、5項目に設定されています。

このデーターだけでも、通関士の勉強はどのように進めていくべきなのか、
読み取ることが出来ます。

まず各科目を見てみると、それぞれの出題数がわかります。
一番多いのが、関税に関する科目で、
次に通関業法と書類作成の順になります。

ここでわかることは、まず関税の科目から手をつけて、それを得意科目するということです。

通関士の試験で言えば関税の科目が大きな山場で、
一番難しく、一番出題数が多いので、非常に大変な勉強です。

ですが、最初に関税科目を乗り切る事によって、精神的に余裕が出て、
その後の勉強を有利に進められます。

また、関税科目は、通関士の基礎となっており、関税を理解する事で、
他の科目の理解を助けます。

ただ、合格基準をみてもわかるように、通関士の試験は全項目に最低点が設定されているので、苦手項目を作るわけには行きません。
関税科目一辺倒にならないように注意することも重要です。

以上のことを踏まえて、勉強に取り組んで下さい。